当ブログでは、以前に悪質口コミサイトが原因でTMJ投資顧問と雅投資顧問に行政処分が下されたことをお伝えしました。
toshikomon-kuchikomi.hatenablog.com
行政処分後の悪質口コミサイトの動きについてもまた記事にしました。
toshikomon-kuchikomi.hatenablog.com
その後また口コミサイトに動きが見られるようになったので紹介してみたいと思います。
どうやら懲りずに再びステマ活動を再開し始めたようですぞ。
悪質口コミサイトの高評価サイトから雅投資顧問が消える
悪質口コミサイトの多くの高評価サイトから雅投資顧問が消えました。
このことから2つのことが推測されます。
- ステマ広告が逆効果だと知って広告契約を打ち切った
- 雅投資顧問を近々閉鎖する
悪質口コミサイトから消えた理由が前者だとしたらそれは賢明な判断です。
こんな悪質業者に広告を依頼する理由はどこにもありません。
事実広告掲載の3サイト全てに行政処分が下されている訳ですから、ステマサイトを利用して集客することは、その名の通り百害あって一利なしです。
後者の「雅投資顧問を近々閉鎖する」については、以前紹介した日本投資顧問株式会社のブログ記事を読んで「そういうパターンもあるのかも？」と思ったことが推測理由となっています。
詳細はブログ記事を読んでもらうのが一番かと思いますが、内容を要約してお伝えすると
- 投資顧問ベストプランナー、TMJ投資顧問、雅投資顧問は同一グループ
- 雅投資顧問は広告サイトから消え、サイトの更新頻度が少なくなっていることから業界から消えるかも
などということを予測しています。
なるほど、筆者はいち個人投資家ですが、業界の方が書いた記事はそれなりの説得力があります。
自分自身も投資顧問サイトを日々見ていますが、業界の方であれば、個人投資家では知りえない情報を持っているのかもしれません。
何故懲りないのか？TMJ投資顧問がステマ口コミを再開
行政処分後はしばらくおとなしくしていたステマサイトですが、どうやら一部のステマサイトが再びTMJ投資顧問のヤラセ口コミを表示し始めたようです。
良い口コミしか表示しない方針は、以前と同様。
おかしいですね、これらのステマサイトは行政処分を受けた投資顧問会社に対しては、口コミスペースなどを利用して徹底的に叩く方針だったはずですが？
画像引用：【優良】投資顧問＆株情報サイトを裏分析
画像引用：「 口コミ株予想.net」
TMJ投資顧問らが行政処分を受けてしまったのは、上記の口コミサイトが原因だったことは明白。
なのにどうして再びヤラセ口コミを表示し始めたのか？
これは恐らくこういうことなのではないでしょうか
行政処分を受けた理由は
- 助言実績に関して著しく事実に相違する表示
- 助言実績に関して著しく人を誤認させるような表示
以上のふたつだったので、まずい記事だけ隠ぺいすれば（実際に口コミサイトからは助言実績に関する記事が削除されてます）ヤラセで口コミ投稿する分には問題ないだろう。
そう判断したのではないでしょうか？
事実TMJ投資顧問に良い口コミが投稿される一方で、同業他社などには悪評口コミが連日のように投稿されています。
ヤラセ口コミが原因で再度行政処分が下される可能性は？
TMJ投資顧問へ再びヤラセの口コミが投稿がされ始めたことで「行政処分を受けたのにまだ懲りてないのか？」と事情を知る人たちからは呆れた声が聞かれます。
ではステマ行為をすることで、再び行政処分が下される可能性はあるのでしょうか？
筆者はその道の専門家ではありませんので、断言はできませんが可能性はあると思っています。
今一度、TMJ投資顧問に下された行政処分の内容を読んでいきましょう。
○ 著しく事実に相違する表示又は著しく人を誤認させるような表示のある広告をする行為等
当社は、広告に関する業務の委託先、当該委託先からの再委託先及び再々委託先（以下、まとめて「本件広告業務委託先」という。）をして、当社の助言実績等に関する記事（以下「当社広告記事」という。）を作成させ、当該記事を多数の投資助言業者等を評価・比較する記事（以下「検証記事」という。）や各投資助言業者等に関して寄せられた記事（以下「投稿記事」という。）を掲載している複数のウェブサイト（以下、まとめて「本件ウェブサイト」という。）に掲載させる手法（以下「本件広告手法」という。）により、当社の広告を行っている。
今回、当社及び広告に関する業務の委託先に対して検査を実施し、平成31年１月から令和元年８月までの間における本件ウェブサイトにおける当社広告記事の内容等を検証したところ、以下の事実が認められた。
引用：関東財務局「 株式会社フラムに対する行政処分について」
お判りでしょうか？
著しく人を誤認させるような表示のある広告をする行為は行政処分の対象となりうるのです。
前回は助言実績についてだけが問題とされましたが、さもTMJ投資顧問だけが優良な投資顧問で、その他の多くが悪徳業者のように見せかけるような広告（口コミ）は著しく人を誤認させてはいないのでしょうか？
さらに日本投資顧問株式会社はブログ記事でこうも言ってます。
業務改善命令は解除されたわけではありません。
業務改善命令は業務改善がしっかり施されたと当局から判断されない限り解除されることは絶対にありません。
決して甘くないです。
それこそ、改善が見られない場合は再度行政処分となる可能性だってあるのです。
ステマサイトで未だに他社攻撃と自社のステマをしている現状を考えると、とても業務が改善しているように思えませんよね？
当ブログでは、引き続きステマサイトの動向を追っていきたいと思います。
